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開業までの流れ

企画段階から一貫したサポートでお客様の夢を叶えます

Thorough support

初めての方でも安心してご依頼いただけるよう、物件探しから施工、そして引き渡しまでの一連の流れを分かりやすくご紹介します。

①テナント探し、立地条件についてのポイント

やはり1階テナントが望ましいと思いますが2Fなら専有階段が あると良いのではないでしょうか。雑居ビルの3~6階などは他のテナントの種類や環境などを配慮した方が良いでしょう。(金融会社や風俗などが入っていないビル)
一般的には繁華街に出店されるお客様が多いのですが、注意点は そこの繁華街がどのような場所でどんな目的の人達が多いのか? たとえば、新宿歌舞伎町や原宿竹下通りは人は多いが目的意識が違います。 飲食目的や観光地の色があり、その人達を顧客にするのはかなり難しいですが、今現在、近くに勤務しており、顧客がたくさん見込める場合は 例外となります。
繁華街駅前一等地の1階テナントは、家賃が高い為、なかなか独立、出店は手が届かないのが現状です。
一般的に美容室の家賃単価は坪20,000円ぐらいまでが良いとされています。 固定費は極力低い方が良いでしょう。
商業区域と住宅区域の境目(賭博地)が美容室には最適と思います。 特に角地、や駐輪スペース、など併設出来るとなお良いでしょう。

②物件が見つかったら、 まずは設備チェック!

電気、水道、ガス、空調、換気、防災、室内の天井、壁の下地状況、フロントサッシ、看板、など専門知識が必要なので、専門家に調べてもらいましょう。きれいなビルでも美容室が出来ない場合もあります。

③事業計画、資金調達について

事業計画

美容室1件出店する際にどれだけの資金が必要か、ざっと書いて見ましょう

 

資金調達、及び借入れ

◆政策金融公庫からの借入れの場合

借入れ希望金額の半分は自己資金がある事が望ましいですが 無い場合は、色々な方法があるのでご相談下さい。

 

◆保証人の力

有資產者(近郊)、公務員、会社員など、が望ましいですが、親族が年金生活者でも、家持ち、土地持ちなら大丈夫です。しかし、身内でも、奥様(専業主婦) 尚且つ協同経営の場合は保証人には適さないので、要注意です。

 

◆銀行からの借入れ

基本的には預貯金、もしくは、親族の方がその銀行に強い信用がある事。借入れが可能な場合でも、政策金融公庫より金利は高いと思って下さい。

 

◆都、市、からの斡旋融資、(創業融資制度)

基本的にはお店を出店する区や市内にがぎります。金利は安い方ですが、高額な金額は難しいかと思います。

 

◆リース、ローンの併用

一昔前はオールリースなどと謳って自己資金が無くても出店が出来た時代がありましたが今は無いに等しいです。他の借入れ限度額で賄えない場合に、単体物 (器具、エアコン)などでローンを組んで、返済すると言う方法です。

 

◆ローンとリースの違い

ローンは個人の所有物です。車を買うのと一緒です。確定申告や、決算で原価償却で、年間の支払い額の一部が免税されます。リースの場合は、所有権がリース会社にあり、その会社から、物を借りていると同じです。リースの場合はその物自体の返済額は、必要経費として利益の中から差し引く事が出来ます。しかし、リース期間が終了した時には、再度契約を結んで、一年間お借りする事になりますので注意が必要です。300万~500万ぐらいまでならローンのほうが良いと思います。

 

◆不動産契約について

借入れを申し込む際に、不動産屋さんのテナントの賃貸契約書を見せなくてはいけないのですが、まだ借入れが決定している訳ではない ので、テナントを借りる意思があると言う証明書(重要物件証明書) を書いてもらうのですが、その際に仮契約を結ばないといけません。その物件を押さえてもらう為に、家賃の半分は収めないといけません。万が一、借入れが出来なくなり計画事態が中止になった場合でも そのお金は戻ってきませんので注意が必要です。

借入れが決定するまで不動産契約は絶対結んではいけませ

④工程及び工事期間について

一般的にお店が完成するまで、物件が見つかり、借入れの申し込み、設計デザイン、その他器具、チラシ、印刷物の打ち合わせを併用しながら、OPENまで、早い場合で約1ヶ月半、 通常2ヶ月ぐらいは時間がかかると思います。

 

◆内装工事の工期について

美容室1件(約20坪) の内装工事期間は約 3週間です。坪数や工事内容などにも変動がありますので、ご理解ください。内装工事終了後、準備、保健所検査、臨店講習などの期間は 別で見てください。

⑤保健所申請について

工事期間中に保健所に申請をしなければいけないのですが、その際に必要な書類を一度、保健所に取りに行って頂きます。必要事項を記入して、下記の物を持参して申請します。 立ち入り検査日はオープンの2日前までが望ましいです。保健所次第では前日でもOKの所もあります。

 

◆持参するもの

美容師免許(原本)
管理免許 (スタッフを雇う場合のみ) 健康診断書内容
結核、伝染病、伝染性皮ふ疾患、
の有無が記載されている事。医師 〇〇〇〇〇〇と署名してある物
法人なら登記簿謄本1通

⑥美容室の内装工事のご予算について

内装の工事金額は、現場状況により、違いがかなりあります。一般的によく坪いくら?などと耳にする事があると思いますが 坪単価は、坪数に反比例します。
例として坪30万~お作りします、と言ってしまい、物件が7坪だった合計210万になってしまいます。もし物件の現状がスケルトンで下地からの工事の場合は不可能な金額になってしまいます。逆に70坪でエアコンもあり 入口も自動ドアがついており、事務所使用で天井、壁がある場合でなら十分可能な金額なのです。
よって借りるテナントの状況次第で、安くもなりますし、割り高な物件になる場合も御座います。
まずは現調して、状況判断になります。

⑦内装工事以外の手続き申し込み、及び備品購入の一覧

電話工事、(配線は内装業者がやります。)
ITN、プロバイダー契約
チラシ、印刷物
有線放送
警備会社契約(任意)
ダスキン
保健所申請費(約 17,000円~24,000円)
既製家具
テーブル 椅子
美容器具 セット椅子、シャンプーボール、スチーマー他
美容材料(水物、小物)
家電製品 日用品 (洗濯機、テレビ、 レンジ) 他

※テナント内の設備概要や容量に関しては、現場状況により異なりますので、 解らない事が御座いましたら、
ご遠慮なくご
質問ください

以上、簡略的では御座いますが、一連の開業に必要な流れをご説明いたしました。全ては「まずYSKに聞いてみようかな!」から始まります。勇気を出してご連絡下さい。お待ちしております。